No.238 贅沢全廃の道路幕(昭和戦前期) |
(出典)大学部 |
説明 宇部市街に掲げられた「贅沢全廃」の幕。 戦時下の国民生活は食料困難により公園や空き地が掘り起こされて芋畑になった。 家の庭先のわずかばかりの空き地にも南瓜やトマトが植えられた。 食料の増産は子供たちの手に委ねられて足腰の丈夫な者は勤労に動員された。 都市防空の民兵団も組織されて文字通り非常状態であった。 「欲しがりません勝つまでは」という言葉が非常時を乗り切る合言葉となり贅沢など一切出来ない時代であった。 |
作成者:藤谷 佳代 |