No.153大正初期の樋口近辺
(出典)絵葉書 常磐館発行
説明
 真締川をさかのぼる船は大正のはじめころまで橋がないため、一番下流の樋ノ口橋 の近くまで航行していた。樋ノ口橋の辺りにはエビやカニが遊んでいた。
 漁港らしい千網風情も見られたが石炭の積出しがさかんになると共に様相が変わって きた。河口は海沿いに東西に広がり、長い桟橋を走って石炭船に行くトロッコの音と 捲上機の音が終日にぎわっていた。
作成者 楢崎 由佳