No.115 東見初炭鉱選炭場(昭和3年) |
(出典) |
説明 宇部炭は「さえもの」といって火付きが良く、灰が固まらない特徴があって、燃料に用いられたが、それは主に、塊炭であった。 昔は、塊炭をより出すのに固定鋼(万斛)が使われた。 大正初期の不景気に促されて選炭も機械化が進み、大正14年には東見初炭鉱に振動範やピッキングバンド、共益式水洗機等が先導された。 選炭とは、ベルトコンベアーによって流れてくる石炭とボタをより分ける作業のこと。 主に婦人労働だった。 「炭鉱」p‐112より |
作成者:古賀 海紀 |