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仮名手本忠臣蔵の作者

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sakusya dan


■竹田出雲には初代と二代目の二人があるが、「仮名手本忠臣蔵」作者は二代目 (1691年〜1756年)の方である。 彼は浄瑠璃作者であると同時に竹本座座長でもあった。
■彼は三好松洛、並木宗輔との合作で「夏祭浪花鑑」「菅原伝授手習鑑」 「義経千本桜」など、次々と傑作を生み出し、竹本座の全盛時代を作り上げた。 これらの作品は現代でも文楽や歌舞伎としてしばしば上演されている。
■中でも「仮名手本忠臣蔵」は、歌舞伎の人気が衰えた時に興行すると必ず客足 が戻ってくると言われるほどの当時からの大ヒット作である。


江木鶴子 Mail: egi@ube-c.ac.jp
前田桂子 Mail:maeda@frontier-u.jp