インターネットの歴史インターネットの歴史
インターネットの歴史は、1969年にアメリカの国防総省がコンピュータネットワークシステムとして始めた実験ネット、
ARPAnet に遡ります。 この実験成功した後、ARPAネットワークに、多くの大学や研究所、政府機関が接続しました。それから、いろいろと紆余曲折はあったものの、現在のインターネットになりました。
この歴史からも分かる通り、インターネットは30年余りの歴史があります。宇部短期大学がインターネットに接続したのは1991年からです。
現在のようにインターネットが大ブームとなる2〜3年前でした。このように多くの人がインターネットを知るようになったきっかけは、後述の
WWWというインターネット上のサービスが利用できるようになってからのことです。
年 |
インターネット関連 |
宇部短大 情報システム学科 |
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1969 |
ARPANETが４ノードでスタート |
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1980 |
TCP/IPが国防総省標準になる |
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DDX網をNTTが運用開始 |
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1981 |
CSNETとBITNETがスタート |
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1982 |
電子メイル（SMTP）の標準化 |
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1983 |
TCP/IPをARPANETが採用 |
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telnetの仕様が発表される |
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1984 |
DNSの考えが発表される |
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JUNETスタート（東工大、東大、慶応大） |
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1985 |
ftpの仕様が発表される |
教育システムとして FACOM 160Fを導入 |
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TCP/IPがUNIXのバークレイ版に組み込まれ普及 |
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JUNETがCSNETに加入 |
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1986 |
JUNETで日本語メイル使用開始し、ユーザが増加 |
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1988 |
WIDEネットワークがスタート |
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1989 |
WIDEが国際専用回線で対米接続 |
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JAIN スタート |
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1990 |
WWWのプロトコルができる |
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ARPANETが終了 |
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1991 |
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3月 学科内ネットワークで試験運用開始 |
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12月 IPアドレス取得 |
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12月 SUN4-10を教育システムとして導入 |
1992 |
SINETスタート |
3月 ドメイン名（ube-c.ac.jp）取得 |
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KARRN協会設立、サービス開始 |
4月 JAINに加入 |
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IIJ設立（始めてのインターネットプロバイダ） |
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日本で始めてのホームページ発信 |
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12月 Mosaic の開発開始 |
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1993 |
情報ハイウエイ構想をゴア副大統領が発表 |
1月 WWWの運用を開始 |
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3月 KARRNに加入 |
1994 |
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3月 CAI室ネットワーク接続 |
1997 |
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3月 第３演習室ネットワーク接続 |
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6月 SINETに接続 |
2000 |
”IT革命”と騒がれる |
3月 第一演習室の更新 |
「極端に短いインターネットの歴史」、浜野保樹著、晶文社
インターネット開発に携わった人々の話、アイデアの出現の経過などが面白く書かれています。
インターネットのパイオニア達：http://www.ibiblio.org/pioneers/index.html